病院紹介

院長あいさつ

院長:坂口 淳
高齢化社会の進行に伴い、可能な限り住み慣れた地域社会で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築が必要となっています。
その中心的な役割を果たすべく、当院では65床の地域包括ケア病棟を開設し、地域の急性期病院やクリニックの先生方との連携により、急性期病院での治療後なお継続しての治療が必要な方や、在宅療養中に容態の変化を来し入院治療が必要となった方々を、直ちに受け入れる体制を整えております。そして、満足のゆく状態で元の生活に戻れるように、医師、看護師のみならずリハビリスタッフ、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーがチームを組み、適切な医療と退院支援を行なえるよう務めております。

地域包括ケア病棟の入院期限は60日以内との制約があるため、当院では特にリハビリテーションに注力し、1日4単位以上のリハビリテーションを365日休みなく提供できる体制を整えており、また、摂食困難例には、嚥下内視鏡による嚥下機能評価に基づいた専門スタッフによる摂食機能療法を施行し、経口による栄養摂取の回復に取り組んでおります。

難病治療を行う障害者病棟(49床)の他に、通院透析をされている方の入院治療に対応するために8床の透析ベッドも備えており、入院透析を行いながらリハビリテーションを継続することも可能です。

かかりつけ医的な地域密着型の病院として、患者さまとの心のふれあいを大切に、職員一同が『信頼され愛される病院』となることを目標に、日々努力しております。