病院紹介
院内紹介
設備
当院ではMRIやCTを始め、高度医療機器を多数導入しており、より良い診療を提供できるよう努めております。中でも、特に注目度の高い機器についてご紹介します。
①個人用透析装置 TR-3300S
オンラインHDFや間歇補充型HDF(I-HDF)など、多様な治療法に対応できます。患者さまそれぞれの症状に合わせた浄化療法を選択しています。また、透析室は8床で、毎日2クール行っています。当院へ入院の方のみ治療を行っています。
②VERIONイメージガイドシステム
手術時に角膜の歪み(乱視)が強い部位を狙って切開することで乱視を減弱することができますが、その部位を術中に正確に固定することは困難でした。検査時(坐位)と手術時(仰臥位)で眼球が回旋するためです。
VERIONイメージガイドシステムによって切開位置の正確な同定、理想的な眼内レンズ固定位置のイメージ化が可能になり術後裸眼の視力向上が期待できるようになりました。
③SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)器械
緑内障は本邦において失明原因の第1位となっており、かなり進行するまで自覚症状が現れにくいため、注意が必要です。40歳以上の20人に1人、70歳以上では8人に1人の割合でみられ、当院でも多くの患者さまが治療を受けています。
当院では緑内障治療において低侵襲で合併症が少なく、眼圧下降効果が期待できるレーザー治療であるSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)を導入しております。点眼麻酔にて行うため、痛みはなく、時間も5分程度です。また、白内障術後約20%に発症する後発白内障の治療に対応可能なYAGレーザーも搭載しており、SLT/YAG コンビネーションレーザーとして、低エネルギーかつ正確なフォーカシングシステムにより安定した効果の発現が可能となりました。
現在、最新機器(製品名:エレックス社製 tangopro)の導入により、緑内障、後発白内障治療に新たな選択肢が増えたことは、患者さまにとって大変有意義であると考えています。
④白内障手術機器(センチュリオン)
本機器は最新型の白内障手術機器であり、港北区では当院が初の導入となります(※2015年6月時点)。低侵襲・高効率の白内障手術の実現により、手術時間の短縮・手術の安全性向上・患者負担の軽減が期待できます。
その結果、今まで以上の良好な術後経過が得られており、患者さまの満足度の向上に繋がっていると確信しております。
代表的な医療機器
眼科医療機器
各病棟
2階・3階 地域包括ケア病棟
地域包括ケア病床数 | 65床(2階:17床/3階:48床) |
概要 | 急性期治療を経過し病状が安定した患者さまや、在宅で療養されている方の緊急時の受け入れを行い、在宅や生活への復帰を支援する病棟です。 医師・看護師・その他様々な職種が連動・連携し、退院を目指します。入院期間は、60日間になりますが、患者さまの病状により調整いたします。詳しくは「地域包括ケア病棟について」のページをご参照ください。 |
4階 障害者病棟
障害者病床数 | 49床 |
概要 | 障害者病棟は、重度の肢体不自由者、脳卒中後遺症者が安心して長期入院を受けることができる病棟です。長期に及ぶ人工呼吸器の必要な患者さま、その他障害を抱えて入院を余儀なくされている患者さまのニーズを察知し、温かい心と確かな技術でケアを行うことを心がけています。当院では8台の透析機器を備えており、最大32名の人工透析を行う腎不全の方を受け入れることが可能です。また、腎不全以外の疾患についても対応しております。 |
入院の対象となる方 | 慢性腎不全/神経難病患者/パーキンソン病関連疾患/重度の肢体不自由者/脳卒中の後遺症の患者さま及び認知症の患者さま/重度の意識障害者 など |
特徴 | 入院透析を受けながら、リハビリテーションを行うことができます。 |